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在宅ワーク用のパソコンを探していると、「Core i7にしたほうがよいのか」「メモリは32GB必要なのか」「高性能なパソコンを買っておけば安心なのか」と迷いやすいです。
ただ、Web、Office、PDF、Web会議、ブラウザ版の生成AIなどが中心なら、最初から高性能なCPUや独立GPUを搭載したパソコンを選ぶ必要はありません。
私自身、CAD用とは別に、家庭用・事務用としてRyzen 5 7535HS、メモリ16GB、SSD 512GBのLenovo IdeaPad Slim 3 Gen 10を所有し、実際に使用しています。複数のブラウザタブ、PDF、YouTube、ブログ作業、Officeソフトなどを並行して使っていますが、一般用途では問題なく使用できています。
一方、自宅でSolidWorksを使うPCはCore i7-14700F、RTX A1000 8GB、メモリ32GB、SSD 1TBです。こちらは3D CADまで考えて選んだ構成なので、一般的な在宅ワーク用PCの基準にはしていません。
この記事では、高性能な順にランキングするのではなく、「持ち運ぶのか」「外部モニターを使うのか」「自宅固定なのか」「どの程度の作業を同時にするのか」から、現在購入できる候補を比較します。
必要な性能そのものから整理したい方は、先に在宅ワーク・デスクワーク用パソコンの選び方|作業内容から必要な性能を判断をご覧ください。
- 結論|一般的な在宅ワークなら16GBを基準に用途で選ぶ
- 今回比較する3台の主な構成
- 一般的な在宅ワークならLenovo IdeaPad Slim 3 Gen 10が考えやすい
- 自宅固定ならFRONTIER FRCSH610P/Bも候補
- カスタマイズを重視するならSEVEN SR-ar5-5560F/S9/W11
- 私のCAD用PCほどの性能は一般的な在宅ワークには必要ない
- 用途別に選ぶならこう考える
- 外部モニターを使うならCPUより先に端子を確認することもある
- Officeソフトが必要なら付属の有無も確認する
- 高価格なPCほど在宅ワークに向いているわけではない
- SolidWorksや3D CADも使うなら一般用途とは分けて考える
- まとめ|自分の作業に必要なところへ予算を使う
結論|一般的な在宅ワークなら16GBを基準に用途で選ぶ
今回比較する候補は、単純な性能順ではありません。
| 候補 | 向いている使い方 | 判断のポイント |
|---|---|---|
| Lenovo IdeaPad Slim 3 Gen 10 | 一般的な在宅ワーク・持ち運び・外部モニター | 運営者が実際に使用している16GBノートPC |
| FRONTIER FRCSH610P/B | 自宅固定・外部モニター | 独立GPUを載せず、一般用途向けに考えやすいデスクトップ |
| SEVEN SR-ar5-5560F/S9/W11 | 自宅固定・カスタマイズ重視 | 構成を細かく変更したい人向け |
Web、Office、PDF、ブラウザ、Web会議といった一般用途なら、まずメモリ16GBを基準に考えればよいと思います。
32GBは、常に多数のアプリを開く、長期間使うための余裕を持たせたい、一般用途以外の作業も増やす予定がある、といった人が検討する位置づけです。
また、ブラウザ版の生成AIを使うことだけを理由に、高性能な独立GPUを搭載する必要はありません。
今回比較する3台の主な構成
仕様、価格、在庫は2026年8月19日に確認しています。BTOパソコンを含め、価格、構成、キャンペーン、在庫は変更されるため、購入前には必ずリンク先の公式ページで最新情報を確認してください。
| 製品 | CPU | メモリ | SSD | グラフィックス | 確認時価格 |
|---|---|---|---|---|---|
| Lenovo IdeaPad Slim 3 Gen 10 14型 83K600A5JP |
AMD Ryzen 5 7535HS | 16GB DDR5 | 512GB | AMD Radeon 660M | 公式サイトで最新価格を確認 |
| FRONTIER FRCSH610P/B | Intel Core i5-12400 | 16GB DDR4 | 500GB | Intel UHD Graphics | 149,800円(税込) |
| SEVEN SR-ar5-5560F/S9/W11 | AMD Ryzen 5 8600G | 16GB DDR5 | 1TB | Radeon 760M | 通常213,180円(税込) 確認時セール206,580円(税込) |
価格だけで比べると判断しにくいため、ここからは「どんな人に合うか」で見ていきます。
一般的な在宅ワークならLenovo IdeaPad Slim 3 Gen 10が考えやすい
私が家庭用・事務用として実際に所有し、使用しているのが、Lenovo IdeaPad Slim 3 Gen 10の14型モデルです。

- 製品番号:83K600A5JP
- CPU:AMD Ryzen 5 7535HS
- メモリ:16GB DDR5
- SSD:512GB NVMe
- GPU:AMD Radeon 660M
- ディスプレイ:14型 WUXGA(1920×1200)IPS
- 重量:約1.39kg
- HDMI:1ポート
- USB-C:DisplayPort出力・USB Power Delivery対応
- Wi-Fi 6対応
- OS:Windows 11 Home
- 保証:1年間の引き取り修理
Lenovo IdeaPad Slim 3 Gen 10(14型 AMD)の公式ページを確認する
実際に16GBで一般用途を使ってみた感想
私はこのPCで、複数のブラウザタブ、PDF、YouTube、ブログ作業、Officeソフトなどを使っています。
これらを並行して使用しても、現在のところ一般的な家庭用・事務用として性能不足を感じることなく使えています。ポータブルモニターを追加した2画面での作業でも、大きな問題はありません。
この経験から、一般的な在宅ワーク用PCを新しく選ぶなら、私はまず16GBメモリを基準にします。
もちろん、16GBならすべての用途で十分という意味ではありません。ただ、Web、Office、PDF、Web会議、ブラウザ版AIなどが中心なら、最初から32GBを必須にする必要はないと考えています。
14インチでも自宅では外部画面を追加できる
14型のノートPCは、持ち運びや収納のしやすさを重視しやすい一方、本体画面だけでは作業領域が足りないと感じることがあります。
私の場合、自宅ではポータブルモニターを追加し、ノートPCの画面と合わせた2画面で使用しています。14インチPCでも、自宅では外部画面を追加することで作業領域を広げられる実例です。
そのため、本体画面の大きさだけでノートPCを選ぶのではなく、「自宅で外部モニターを追加するか」まで考えておくと選択肢を広げやすくなります。
外部モニターを使う前提で端子も確認した
ノートPCを選ぶときは、CPUやメモリだけでなく、外部モニターへ接続するための端子も確認しました。

写真の使用構成では、ノートPCをACアダプターで給電し、USB-A端子にはマウスのレシーバー、HDMI端子にはポータブルモニターへの映像出力ケーブルを接続しています。ポータブルモニターの電源は、別のUSB-Cケーブルで確保しています。
この構成ではPC側のUSB-C端子は使用していませんが、IdeaPad Slim 3 Gen 10のUSB-CはDisplayPort映像出力に対応しています。
ただし、USB-Cは端子の形が同じでも、すべてのノートPCで映像出力に対応しているわけではありません。ほかの機種を選ぶ場合も、端子が付いているかだけで判断せず、公式仕様で映像出力への対応を確認する必要があります。
HDMIやUSB-Cの確認方法、接続できる外部モニター数などは、外部モニターを使う在宅ワーク用ノートPCの選び方|HDMI・USB-C・2画面対応を確認で詳しく整理しています。
使用しないときはPCとモニターを重ねて収納している
ノートPCとポータブルモニターを組み合わせる利点は、2画面で使えることだけではありません。
使用しないときは、ノートPCとポータブルモニターを閉じて重ねて収納しています。常設の大きなモニターと比べて片付けやすいため、作業場所をほかの用途と兼用したい場合にも合わせやすい構成です。

自宅で常に広い机を確保できるとは限りません。14インチノートPCとポータブルモニターの組み合わせは、作業時には画面を増やし、終了後には片付けたい人にも考えやすい選択肢です。
このPCでは不足する可能性がある人
IdeaPad Slim 3 Gen 10は、私の一般的な家庭用・事務用では問題なく使えていますが、すべての用途に向くわけではありません。
3D CAD、重い動画編集、ローカル環境での大規模なAI処理などを行う場合は、一般的な在宅ワークとは別に必要性能を確認したほうがよいです。
また、この83K600A5JPはメモリ16GB構成なので、最初から32GBを必要としている人には別の候補が合います。
自宅固定ならFRONTIER FRCSH610P/Bも候補
パソコンを持ち運ばず、自宅の机に固定して使うなら、ノートPCだけでなくデスクトップPCも候補になります。
FRONTIERのFRCSH610P/Bは、2026年8月19日時点で次の構成です。
- CPU:Intel Core i5-12400
- メモリ:16GB DDR4
- SSD:500GB NVMe Gen4
- GPU:Intel UHD Graphics
- OS:Windows 11 Home
- 映像出力:HDMI、DisplayPort、D-Sub
- 有線LAN:1Gbps対応
- 電源:500W 80PLUS PLATINUM
- サイズ:約111×334×301mm
- 保証:1年間センドバック保証
- 販売価格:149,800円(税込、別途送料)
FRONTIER FRCSH610P/Bの公式ページを確認する
外部モニターを使う自宅固定環境と合わせやすい
HDMIとDisplayPortを備えているため、外部モニターを前提に自宅の作業環境を作る人には確認しやすい構成です。
CPU内蔵グラフィックスなので、一般的なOffice、Web、PDF、動画再生などのために高性能GPUへ予算を使わなくてもよい構成でもあります。
ケースは幅約111mmの比較的コンパクトなデスクトップですが、購入前には机の上や足元など、実際の設置場所も確認しておいたほうがよいです。
ノートPCを選んだほうがよい人
自宅以外でも使う可能性があるなら、デスクトップにこだわる必要はありません。
同じ在宅ワークでも、仕事場所を変える、出張や外出先に持っていく、自宅内でも場所を移動するといった使い方なら、IdeaPad Slim 3 Gen 10のようなノートPCのほうが扱いやすい場合があります。
CAD用として選ぶ機種ではない
FRCSH610P/BはCPU内蔵グラフィックスを使用しています。
一般的なデスクワーク用として考えるには候補になりますが、SolidWorksなどの3D CADまで使う場合は、この記事だけを基準に選ばないでください。
カスタマイズを重視するならSEVEN SR-ar5-5560F/S9/W11
パソコンショップSEVENのSR-ar5-5560F/S9/W11は、CPU、メモリ、SSD、ケース、マザーボードなどを細かく変更できるBTOパソコンです。
2026年8月19日時点の標準構成は次のとおりです。
- CPU:AMD Ryzen 5 8600G
- メモリ:16GB DDR5-5600
- SSD:1TB NVMe Gen4
- GPU:Radeon 760M
- OS:Windows 11 Home
- マザーボード:ASRock B850M-X WiFi R2.0
- 標準構成の映像出力:HDMI
- 有線LAN:2.5Gbps
- 無線LAN:Wi-Fi 6E
- Bluetooth対応
- 電源:650W 80PLUS Bronze
- 通常価格:213,180円(税込)
- 確認時セール価格:206,580円(税込)
SEVEN SR-ar5-5560F/S9/W11の公式ページを確認する
一般的なOffice用途だけならここまで必要ない場合が多い
このPCは、今回の3台の中では「一般的な在宅ワークなら最優先で選ぶ」という位置づけではありません。
Web、メール、Word、Excel、PDFが中心なら、20万円を超える標準構成まで必要とは限らないからです。
一方で、SSDを1TBにしたい、ケースやマザーボードまで選びたい、今後パーツ構成を変える可能性があるといった人には、BTOのカスタマイズ性が選ぶ理由になります。
外部モニターを使うならマザーボード構成にも注意する
標準マザーボードのASRock B850M-X WiFi R2.0は、モニター出力がHDMIです。
SEVENではマザーボードやグラフィック構成も変更できますが、変更すると価格や使用できる映像出力も変わります。
外部モニターを複数使いたい場合は、「パソコンの商品名」だけで判断せず、実際に注文する構成の映像出力まで確認してください。
私のCAD用PCほどの性能は一般的な在宅ワークには必要ない
私は今回紹介したLenovoとは別に、SolidWorksを使うためのデスクトップPCも使用しています。
| CPU | Intel Core i7-14700F |
|---|---|
| GPU | NVIDIA RTX A1000 8GB |
| メモリ | 32GB |
| SSD | 1TB NVMe Gen4 |
このPCではSolidWorksに加えて、ブラウザ、生成AI、PDFなどを並行して使用しています。
ただし、これは一般的なOffice作業のために選んだ構成ではありません。
RTX A1000はSolidWorksの使用を前提に選んだGPUですし、メモリ32GBもCADとほかのアプリを並行して使うことを考えて余裕を持たせています。
一般的な在宅ワーク用PCとしては、実際に使用している16GBのIdeaPad Slim 3 Gen 10でも問題なく使えています。
そのため、私自身がCore i7、32GB、独立GPUのPCを使っているからといって、それを一般的な在宅ワーク用PCの最低ラインにする必要はないと考えています。
用途別に選ぶならこう考える
| 使い方 | 選び方 | 今回の候補 |
|---|---|---|
| Web・Office・PDF中心 | 高性能にしすぎず16GBを基準 | IdeaPad Slim 3 Gen 10 |
| AI・Office・多数のブラウザタブ | まず16GB、同時作業が非常に多ければ32GBも検討 | IdeaPad Slim 3 Gen 10など |
| 持ち運ぶ | 重量・画面サイズ・端子を確認 | IdeaPad Slim 3 Gen 10 |
| ノートPC+外部モニター | HDMIやUSB-C映像出力を確認 | IdeaPad Slim 3 Gen 10 |
| 自宅固定 | デスクトップも含めて比較 | FRONTIER FRCSH610P/B |
| 構成を細かく変更したい | BTOのカスタマイズ範囲を確認 | SEVEN SR-ar5-5560F/S9/W11 |
| SolidWorks・3D CAD | 一般用途とは分けてGPUや公式要件も確認 | CAD用PCの記事で判断 |
外部モニターを使うならCPUより先に端子を確認することもある
在宅ワークでは、CPUやメモリだけを見てPCを選ぶと、購入後に外部モニターの接続で困ることがあります。
特に確認したいのは次の項目です。
- HDMIがあるか
- DisplayPortがあるか
- USB-Cから映像出力できるか
- 外部モニターを何台接続できるか
- 使用する解像度・リフレッシュレートに対応しているか
USB-Cは端子の形が同じでも、映像出力に対応していない場合があります。
私が使っているIdeaPad Slim 3 Gen 10はUSB-CのDisplayPort出力に対応していますが、ほかのノートPCを選ぶ場合は機種ごとに仕様を確認してください。
本記事ではPC候補の比較にとどめています。外部モニターの接続方法や端子の確認を詳しく知りたい方は、外部モニターを使う在宅ワーク用ノートPCの選び方|HDMI・USB-C・2画面対応を確認をご覧ください。
Officeソフトが必要なら付属の有無も確認する
在宅ワーク用PCでは、CPUやメモリだけでなく、Microsoft Officeが付属しているかどうかでも総額が変わります。
今回紹介している構成も、Officeが標準で永続ライセンスとして付属するとは限りません。
すでにMicrosoft 365などを利用している場合と、新しくOfficeライセンスが必要な場合では適した購入方法が変わるため、購入画面でOfficeの有無と追加料金を確認してください。
高価格なPCほど在宅ワークに向いているわけではない
今回の3台を価格順や性能順にランキングしていないのは、使い方によって適したPCが変わるからです。
例えば、持ち運びたい人にとっては、高性能なデスクトップより14型ノートPCのほうが使いやすいでしょう。
反対に、PCを一度設置したら動かさず、外部モニター、キーボード、マウスをつないで使うなら、デスクトップも選びやすくなります。
さらに、Office、Web、PDF中心の人が、将来使うか分からない独立GPUや上位CPUに予算を使う必要もありません。
「一番性能が高いPC」を探すのではなく、「自分の作業に必要なところへ予算を使えているか」で選ぶほうが、在宅ワーク用PCでは判断しやすいと思います。
SolidWorksや3D CADも使うなら一般用途とは分けて考える
今回紹介したPCは、主に一般的な在宅ワーク、デスクワーク、家庭利用を想定しています。
SolidWorksなどの3D CADを使う場合は、CPUやメモリだけでなく、GPU、ドライバー、認定ハードウェア、モデル規模なども確認する必要があります。
CAD用途まで含める方は、自宅で使うCAD用パソコンの選び方|SolidWorks・3D CADの作業別に判断で、作業内容とモデル規模から確認してください。
まとめ|自分の作業に必要なところへ予算を使う
一般的な在宅ワーク用PCを選ぶなら、最初からCore i7、32GBメモリ、高性能GPUを条件にする必要はありません。
Web、Office、PDF、ブラウザ、Web会議、ブラウザ版生成AIなどが中心なら、私はまず16GBメモリを基準に考えます。
実際に所有しているIdeaPad Slim 3 Gen 10でも、複数タブ、PDF、YouTube、ブログ作業、Officeソフトなどを並行して問題なく使えています。
自宅ではポータブルモニターを追加した2画面で使用しており、14インチPCでも外部画面を組み合わせれば作業領域を広げられます。使用しないときはPCとモニターを重ねて収納できるため、作業場所を常設できない環境にも合わせやすい構成です。
そのうえで、使い方に合わせて次のように考えると選びやすくなります。
- 持ち運ぶなら、重量と画面サイズを確認する
- 外部モニターを使うなら、HDMIやUSB-C映像出力を確認する
- 自宅固定なら、デスクトップも候補にする
- カスタマイズしたいなら、BTOパソコンも比較する
- 同時作業が非常に多いなら、32GBも検討する
- SolidWorksなどを使うなら、一般用途とは別に必要性能を判断する
PC全体の性能判断から確認したい方は、在宅ワーク・デスクワーク用パソコンの選び方|作業内容から必要な性能を判断もあわせてご覧ください。
※価格・構成・在庫・キャンペーンは変更される場合があります。購入前に各メーカー公式サイトで最新情報をご確認ください。
更新日:2026年8月19日
